株式会社三十三総研
各部お問い合わせ先
経営者アンケート


年2回、三十三ビジネスクラブ会員を対象としたアンケートを実施しております。

2025年10月14日

三重銀総研オフィシャルサイト:bar201503.gif

    景況感は2半期ぶりに悪化、先行きは改善見通し

    詳細版はこちら

    • 要約
    • 景況感を示す景気判断D.I.値(注)はマイナス幅が拡大(▲14.8→▲26.5)して、2半期ぶりに悪化し、13半期連続のマイナスとなった。先行きについては、2025年度下期のD.I.値はマイナス幅が縮小(▲26.5→▲18.2)し、経営者の景況感は改善する見通し。業界別にみると、景気判断D.I.値は、製造業が13半期連続でマイナスとなり、2半期連続で悪化(▲26.6→▲31.2)、建設業が13半期連続でマイナスとなり、2半期ぶりに悪化(▲9.3→▲30.3)、非製造業が15半期連続でマイナスとなり、2半期ぶりに悪化(▲15.4→▲19.5)した。

    • 県内景気
    • 県内景気判断D.I.値(注)はマイナス幅が拡大(▲14.8→▲26.5)し、2半期ぶりに悪化し、13半期連続のマイナスとなった。先行きについては、2025年度下期のD.I.値はマイナス幅が縮小(▲26.5→▲18.2)し、経営者の景況感は改善する見通し。
    • 業界景気
    • 業界景気判断D.I.値は、製造業が13半期連続でマイナスとなり、2半期連続で悪化(▲26.6→▲31.2)、建設業が13半期連続でマイナスとなり、2半期連続で悪化(▲9.3→▲30.3)、非製造業が15半期連続でマイナスとなり、2半期ぶりに悪化(▲15.4→▲19.5)した。先行きについて、製造業、建設業、非製造業でそれぞれマイナス幅が縮小(製造業:▲31.2→▲20.1、建設業:▲30.3→▲15.9、非製造業:▲19.5→▲12.5)する見通し。
    • 自社の業況
    • 売上高のD.I.値は、製造業が2半期ぶり、非製造業が3半期連続で改善(製造業:▲1.5→+2.8、非製造業:+11.9→+17.6)した一方、建設業が2半期ぶりに悪化(+3.3→▲5.8)してマイナスに転じた。先行きについて、売上高D.I.値は、製造業、非製造業はともにプラス幅が縮小(製造業:+2.8→+2.1、非製造業:+17.6→+6.9)し、建設業ではマイナス幅が拡大(▲5.8→▲6.4)する見通し。利益状況のD.I.値は、製造業が3半期ぶり、建設業が2半期連続で改善(製造業:▲14.0→▲6.2、建設業:▲2.6→▲0.7)となった一方、非製造業が2半期ぶりに悪化(+0.7→▲3.2)した。先行きについて、利益状況D.I.値は、製造業がマイナス幅が縮小(▲6.2→▲1.4)する一方、建設業、非製造業はマイナス幅が拡大(建設業:▲0.7→▲11.5、非製造業:▲3.2→▲4.1)する見通し。
    • 経営判断
    • 設備投資の実施状況は、「実施した」企業の割合が2半期ぶりに減少(39.0%→38.6%)。在庫状況は、「過剰」とみる企業の割合が2半期ぶりに減少(6.3%→5.2%)。雇用状況は、「不足」とみる企業の割合が2半期ぶりに減少(46.3%→43.3%)した。
    • 2025年度下期の展望
    • 「プラス要因が強い」とみる企業の割合が2半期ぶりに減少(17.7%→15.1%)、「マイナス要因が強い」とみる企業の割合が2半期連続で増加(45.2%→45.3%)、「どちらとも言えない」とみる企業の割合が2半期ぶりに増加(35.8%→39.6%)した。
    • 特別調査〜賃金等の引上げ状況について〜
    • 賃金等の引上げ実績(2024年度・2025年度いずれか直近の実績)について、引上げを「実施した」企 業の割合は89.2%となった。賃金等の引上げ予定(2025年度・2026年度いずれか直近の予定)について、引上げを「実施予定」の企業の割合は87.5%となった。賃金等の引上げをする(予定を含む)理由について、「最低賃金引上げに対応」と回答した割合が75.3%と最も高くなった。賃金等の引上げをしない(予定を含む)理由について、「景気の先行きが不透明」と回答した企業の割合が56.2%と最も多くなった。賃金等の引上げを拡大・継続する際に重要となる要素について、「労働生産性の向上」と回答した企業の割合が62.3%と最も高くなった。

     

     

    • 【景気判断D.I.グラフ】
      景気判断D.I. グラフ
    • (注) D.I.(ディフュージョン・インデックス)値
    •     「良い」(増加など)の割合−「悪い」(減少など)の割合。

     

    • バックナンバー
    • 第58回結果(2024年度下期景況実績と2025年度上期見通し)
    • 第57回結果(2024年度上期景況実績と2024年度下期見通し)
    • 第56回結果(2023年度下期景況実績と2024年度上期見通し)
    • 第55回結果(2023年度上期景況実績と2023年度下期見通し)
    • 第54回結果(2022年度下期景況実績と2023年度上期見通し)
    • 第53回結果(2022年度上期景況実績と下期見通し)
    • 第52回結果(2021年度下期景況実績と2022年度上期見通し)
    • 第51回結果(2021年度上期景況実績と下期見通し)
    • 第50回結果(2020年度下期景況実績と2021年度上期見通し)
    • 第49回結果(2020年度上期景況実績と下期見通し)
    • 第48回結果(2019年度下期景況実績と2020年度上期見通し)
    • 第47回結果(2019年度上期景況実績と下期見通し)
    • 第46回結果(2018年度下期景況実績と2019年度上期見通し)
    • 第45回結果(2018年度上期景況実績と下期見通し)
    • 第44回結果(2017年度下期景況実績と2018年度上期見通し)
    • 第43回結果(2017年度上期景況実績と下期見通し)
    • 第42回結果(2016年度下期景況実績と2017年度上期見通し)
    • 第41回結果(2016年度上期景況実績と下期見通し)
    • 第40回結果(2015年度下期景況実績と2016年度上期見通し)
    • 第39回結果(2015年度上期景況実績と下期見通し)
    • 第38回結果(2014年度下期景況実績と2015年度上期見通し)
    • 第37回結果(2014年度上期景況実績と下期見通し)

     

    • お問い合わせ先
    • 株式会社三十三総研 調査部
    • 〒510-0087 三重県四日市市西新地10-16
    • TEL:059-354-7102 FAX:059-351-7066
    • mail:33ir@33bank.co.jp

アドビ社
※ 三十三総研レポートをご覧いただくにはアドビアクロバットリーダーが必要です。アドビアクロバットリーダーをお持ちでない方は、上のアイコンをクリックしてアドビ社のサイトよりアクロバットリーダーを入手して下さい。

PAGETOP
このホームページに関するご意見、お問い合わせは、株式会社三十三総研までお願いします。
Copyright San ju San Institute of Research,Ltd. All rights reserved.