三重県内での薬用植物の更なる産地形成を進め

地方創生に資する為、市町担当者向け

カノコソウ栽培勉強会を開催しました。

（2022年7月21日）

株式会社三十三総研では、地域の活性化を目的に薬用植物の産地化を進めています。
2013年度からスタートした本プロジェクトは、三重県からの委託による調査、試験栽培を経て、いなべ市や度会町、多気町へと拡大しています。

本セミナーは更なる拡大を目指し、薬用植物の栽培ポイントや特にすすめているカノコソウの栽培について、三重県中南勢地域の行政担当者向けに松阪商工会議所において開催したものです。

第一部では、弊社副社長の伊藤が、耕作放棄地の活用、獣害対策、雇用の拡大、及び地域所得の増加など、薬用植物の産地化を通じ、地域の課題解決を目指した「三重県薬用植物産地化プロジェクト」の概要、及び取組実績、現在栽培中の薬用植物や今後の展望について講演を行いました。

第二部では、生薬コンサルティングで薬剤師、明治薬科大学副理事長、内閣府地域活性化伝道師の金井藤雄氏が薬用植物の流通や栽培方法、行政担当者に求めることについて講演しました。

第三部では、九鬼産業株式会社開発部の大岩優貴氏が、カノコソウの具体的な栽培方法や栽培時の注意点などの説明を行うとともに、出荷時の調整作業方法について講演しました。

本勉強会には６市町の担当者等が参加し、講演後には参加者からの質問に対し専門家が応えるなど、盛況のうちに終了いたしました。

【講演、質疑応答の様子】

≪伊勢新聞への掲載はこちら≫