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東海地域の個人消費の動向
(資料) 総務省統計局「家計調査結果」、経済産業省「鉱工業指数」、中部経済産業局「東海地域鉱工業生産指数」
(注1) 「東海地域」とは、消費支出については中京大都市圏、鉱工業生産については愛知・岐阜・三重の3県。
(注2) 消費支出は後方6ヶ月移動平均値、鉱工業生産は季節調整値。

東海地域(愛知・岐阜・三重3県)の個人消費が全国と比べ良好な水準で推移しています。東海地域の消費支出の動向をみると、2002年10〜12月期以降、全国を上回っており、とりわけ2004年入り以降は上振れ幅が拡大しています。その背景として、産業構造上、東海地域では全国に比べて製造業の占める割合が高いなか、生産活動が拡大傾向を辿っていることが指摘されます。今後を展望しても、生産活動が高水準を持続することが見込まれているもと、東海地域の個人消費は引き続き堅調に推移するとみられます。

馬場 基記
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