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三重県の住宅着工戸数(利用関係別)の推移
(注) 2003年下期は、7-10月値。

三重県の住宅着工戸数の推移を振り返ると、2003年上期は貸家(アパートなど)や持家(戸建て注文住宅など)の増加を主因として4半期振りに前年比プラスを記録しました。もっとも、現行住宅ローン減税の適用期限到来やシックハウス対策規制の強化を控えた駆け込み着工の影響が大きいとみられ、それが剥落した03年下期には前年比マイナスに転じました。先行きをみても、世帯数の増勢鈍化や過剰な住宅ストック等の構造的要因が足かせとなり、住宅着工戸数の減少傾向は続くと考えられます。

土方 研也
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