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雇用環境の悪化に一応歯止めが掛かっています。雇用関連指標の推移を前年差でみると、生産活動の回復に伴って、就業者数の減少幅が縮小に転じたほか、雇用情勢の先行きを示すとされる新規求人数も増加する方向にあります。もっとも、業種別には、サービス業の雇用吸収余地は大きいものの、製造業や建設業では、生産の増勢鈍化や公共投資の削減に加え、不良債権処理の加速がマイナス要因として作用すると見込まれ、雇用環境の本格的な回復までは至らないと考えられます。 |
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渡辺 洋介 | ![]() |